うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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トウジさん
秋の風吹いて車窓の哲学者寄せた皺など和らぐ気色
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小林道憲
つぎつぎと 友の旅立ち 悲しみて われに残れる命を思う
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小春空
片づけをする前にまず片づけの準備の片づけ必要なること
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ななかまど
吹きわたる美瑛の丘の涼風をとらえし葉書とどく夏の日
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音蔵 雅秀
部屋の内 光の球が駆け巡る 猫じゃらしかよ外より入るらし
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音蔵 雅秀
くじ運の 無さを嘆けど大災害 経験せぬは最高の運
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音蔵 雅秀
長月に 入るも変わらぬ猛暑日に 汗乾く間の露ほども無し
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舞
秋風の色香に添えて妻問いの虫らの声にやさし月かげ
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び わ
東北の震災映画鑑賞す突然ある日消える只今
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つばす
勘違い隣に座った可愛い人 何度も目が合う友には内緒
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横井 信
絡まったツゲの小枝をカットして夏の終わりの日焼けがしみる
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杜鵑草
なみだがは夕凪ぐ瀬戸にそそきなばたぎつ思ひに波ぞ立ちなむ
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ながさき
雪山に 寒苦鳥てふ 鳥ありき 寒さに責められ 夜ごと苦しむ
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ななかまど
跳べるはずいや無理はできない水溜まり身ひとつ運ぶ脚を指南す
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詠み人知らず
もう一度 手をつないでよ 連れ去って 冷える風吹く 生温い海
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渡 弘道
禾すなはち登るが一銭五厘耐え難きを耐え忍び難きを
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舞
青空の カケラそちこち 水たまり 眺めつ歩む 空ゆくごとく
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び わ
満月は美しかったさてそれで手話表現はおもい浮かばず
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茂作
マイン川古城にわたる鐘の音 ナチスの狂氣夢かとぞ問ふ
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横井 信
時を待つバスの窓から仰ぎ見る秋めく空に大きな鳥居
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