うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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うすべに
ひとときのこどもの声のにぎやかさ 孫の笑顔に生き返る町
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痴光山
公園は老樹間引きぬドラミング せしコゲラの桜の 株の年輪
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Chico
狩ることや狩らるることの覺悟以て ゼブラゾーンに走り来る 野良
4
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Chico
狩ることも狩られることもなきままに ゼブラゾーンを歩み去る ひと
4
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異常者
楝散る 確かに去りにし季のありまた翌年も咲く花も在り
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異常者
苦しくもトイレまで這う日々があり映画観に行くそんな日もあり
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中康
雪雲の ベール取れた 真白の三国連山 青に輝く
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うすべに
風冴える枯れたひつじのあぜ道に 笑む野仏の赤いまえかけ
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兎桃
寒空に麦は子葉を掲げたり疾く強くなれ吾が踏めるほど
3
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痴光山
モクレンは冬陽突く一番目の苞を 脱がせ二番目苞に 年用意とや
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ながさき
冬晴れの 空の碧さが 目にしみる 竹のみどり葉 風に吹かれて
7
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中康
朝歩き 見つけたひと芽 気が付けば寒さの中に 緑芽の群れ
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狂い咲き
紅葉葉を 手折りて挿頭せ 思ふどち今宵の宴 覚めやらぬやも
5
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秋日好
しんしんと冷えた躰に冬の霧絡みついては剥がれ落ちてく
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うすべに
リースからあっという間の衣替え 町はすっかり初春気分
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海野 冬雪
まどたたき どこへさそうか きたかぜよ まねきにこたえ ふかれあるき
0
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継海
後退るバッタようやく葉に乗れば痛めた節にぽつり水雪
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恣翁
繋がるる異国の船と 棕櫚の樹を 濡らして過ぎる片時雨かな
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うすべに
じゃがいもと玉ねぎ隅に追いやられ 肩身のせまい暮れのスーパー
9
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Chico
生れば（こそ） うすい腮蓋あはいより部屋に夕燒けこぼしゆく 魚
5
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