うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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積 緋露雪
風花が舞ふて攫ふは刹那なりや移ろふ世界萬物流轉す
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兎桃
如月の野辺の景色は寒々し麦草ばかり青く茂れる
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秋蒔こむぎ
大雪の定義は各地違えども願うは同じ平常・安全
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中康
冬過ぎて 春が来たかと 陽射し浴び椿のつぼみ ピンクほころぶ
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ブー太郎
頬舐める ゆるり外気に油断せば 御魂の奥を引きづり出さん
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恣翁
紛々と 闇の底から降る雪の たちまち白く 木末見せけり
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うすべに
北風の雪にざわめく芦原に 合いの手入れる風鐸ゆれる
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茶色
雪国と見紛うような白銀の景色に春を切に願わん
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積 緋露雪
夜なのに木枯らし強し一段と氷點下なる一際寒し
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水無月
目覚めれば窓の向こうに小鳥二羽せわしなく飛び花ついばむよ
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千映
外に出て心は跳ねてみたいのに焦り禁物雪の警告
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うすべに
こおり雲 上弦の月かすませて凍てつく街へふわりかざはな
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兎桃
東の空の茜に手を合わせ己が心の平穏願ふ
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ゆきみや
霧吹で 一日二回 数プッシュ はやく育てと日向に置くよ
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ブー太郎
ゆらりゆら爪を立てし窓の外 冬に耐えし身 今まる裸
3
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澪子
雪深い北の大地に花々の種は芽を吹く春を待つてる
10
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千映
吾の口に旨し食事を運び入れ自然に元気生まれるものと
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うすべに
冴えわたる星のまたたき急ぎ足 顔をうずめるコートのフード
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兎桃
立春を越えて寒波の雪霞積雲の下山に掛かれリ
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継海
チューリップ親指姫も生まれまい碁盤目状に出る芽の細き
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