うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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卯月
蜘蛛の糸を掴みて吾は来年の糧を得るため書類に向かふ
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卯月
書類へと没頭しつつ顔上ぐれば既に黙祷の刻は過ぎをり
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高野鴨
国民が 公僕を選ぶ 日は来たり 命と財布を 誰に預けむ
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詠み人知らず
教え子が雨戸直しにきてくれし先生と呼ばれ懐かしさ増す
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おおみはじめ
法科大学院を出たけれど面接どこも受かってないんです
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きりあ
鬱金香名前の如く金色の香りが弾けて新年度に
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Coo
アスファルト色のスーツは擬態なの曝け出せない初対面では
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天野
いい加減布団を出なきゃ遅刻する 目は五時半からずっと覚めてる
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天野
アラームはスヌーズＯＮで小刻みに二度寝三度寝しまいにゃ寝坊
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天野
三月がやっと終わってすぐ四月 はぁ、なんかもうちぎれそうです。
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卯月
この国のかたちが変わりゆく夜にわれ宇宙への夢を語るや
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おおみはじめ
仮眠するお尻の穴を引きしめて効果のほどは定かではない
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おおみはじめ
「はたらいてみつけたなかまたからもの」口を開けば悪口ばかり
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おおみはじめ
働いたうちに入らぬアルバイト富裕層向け就職活動
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黒田
昨日まで生きてた私を弔って着てる 真っ暗色したスーツ
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黒田
嘘だよと言われる準備は出来ているスーツ着たまま棒立ちのまま
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高野鴨
病める地と 刻苦の人らを 後方にし 休らう彼ぞ 病に死なすな
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眼鏡副主任
蒼穹は 抜けるように高く 風はなく 遮るものなく 旅立ちを祝う
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つやはき
荒れた地を 嘆き捨てようとした私 黙って花の種を蒔く彼
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卯月
落ち込んでもわたしは元気黒猫と魔女はほうきで愛を届ける
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