うたの一覧
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薪
図書館を寝かしつけるお仕事です 子守歌終えこんなにも静か
3
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睡密堂
柔らかな心の奥に泉湧く綺麗なものに触れた瞬間
8
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痴光山
餌をやれば凶相の野良猫は身を寄せて撫でさせ食らふ身過ぎ世過ぎよ
4
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ななかまど
昨日今日猫にゆずりぬ秋日差し老いたる背中をゆるり撫でやる
16
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夕夏
ひょうおんのもじでかかれしばいぶるやこーらんなどはひょういをせまり
3
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Aquarius
万全で計器正常浮上せず絶望感のホリデーパイロット
4
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トウジさん
バイブルやコーランなどにあるのかな?従わなけりゃ殺してしまえ
8
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音蔵 雅秀
山肌を 樅の大木 またがりて 滑り落ちくる 御柱勇壮
2
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音蔵 雅秀
世の中は コロナ忘れて 浮かれおり 健康弱者 生贄にして
3
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舞
盛るとも雪くるまでの色香かな秋咲く花はものを思わせ
8
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城南
虫の音も知らぬ顔して通りすぎ眠れぬ夜にオリオンを見る
5
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敦希
默す箱 耳そばだてて撫でてみる 滴る音は瞬きのあとに
4
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敦希
肅々と思ひ出護った箱ひとつ 見切った私、棄てたのも私
5
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横井 信
堤防の風のかたちのススキの穂そっと見下ろすいつもの列車
13
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KEN
その街の 至るところで 羅漢様 秋陽木漏れる ベンチに和む
9
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痴光山
断捨離をせねばと本棚また見れば背文字ら身を寄せこぞり見返す
6
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ななかまど
ストーブの薪積みおわり雪虫と冬が来るのを待つも酔狂
14
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詠み人知らず
ことごとく秘密の答えが弾かれて私の好きは何だったのか
3
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音蔵 雅秀
才能の 有るや無しやは わからねど 好きと努力で 光り輝け
6
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音蔵 雅秀
親と子で 巡り逢へたる この縁 一期一会ぞ 生涯賭けし
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