うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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千映２
長引いた夏の感覚断ち切って芋煮の匂い広がる広場
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滝川昌之
草野球の少年ごとき笑みをしてメジャーリーグの大男たち
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滝川昌之
深まりを明けの暗さに見つめればやっと東の空茜さす
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へし切
十月に入りても狂ふ 咲くさくら 分かぬ季節の 春 夏 秋 冬
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夕夏
せいひんのしつのこうじょうせいさんせいのていかがむじゅんりえきどこ
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滝川昌之
予約時に着いても「お待ちください」ともう信じない市民病院
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夕夏
にっぽんはかいらいせいじどくさいのじっせきかかえせいきょうぶんり
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ながさき
核使用 「絶対悪」と 訴へる 被爆者たちの こころの叫び
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へし切
平和への飽くなき願い 被爆者は核なき世界をあきらめないと
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夕夏
しょうしかはこうぞうてきないんがですおかねばらまきおちゃをにごせり
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西手心黒
したり顔庭を牛耳るどくだみもいまに見ておれ次の連休
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西手心黒
朝に砥ぐ土鍋の米も引き締まり水を加減す寒暖計見て
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滝川昌之
らしくない朝から髭など整えて若いナースの介護を受ける
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ななかまど
身を護る術なき瓦礫に子を抱きて黒きブルカの母むせび泣く
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西手心黒
壁つたう野葡萄のつる見つけたり枯れるを待つかさらばと切るか
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ななかまど
平和への出口をどこに探しても中東の地に灯りは見えず
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夕夏
しょとくぜいふやせないからしょうひぜいしょとくふやせぬせいさくあんい
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西手心黒
半袖をまだ一着は仕舞わずも夕餉の豆腐は鍋でぬくまる
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西手心黒
カレンダー剥がして気づく神無月まだ夏残すフェンスの朝顔
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へし切
報道の言葉は時に犯罪を助長さへする「バイト」の響き
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