うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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硝子
口惜しや紅も蘇芳も薔薇色もあなたの目にはおなじ赤色
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煙 亜月
団欒も笑窪も書けますさよならが書けたらわたしあわせですので
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ネロリ
退院す夫と蕎麦屋に行く道を雲間より照らす今宵は満月
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海野 冬雪
国民の今年の糧をそよがすは 見知らぬ砂漠の先触れし風か
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亜紀りむ
かの君の記憶を抱きて咲く花を 胸に飾りて舟を出す夏
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恣翁
道行きの寒き顔点す灯火の 未来に投ぐる昏き影かな
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萱斎院
みじか夜のはてぬる鳥のこゑきけば 常ならぬよとはや蝉の鳴く
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Aquarius
外圧は有り難きかな米米がさほど抵抗なくて流入
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秋日好
夏の夜の爛熟の夢ジャスミンの香に包まれて蔓に絡まれ
5
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秋日好
思い出の一人でいいから留めてと我儘言ったあの夏の恋
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へし切
梅雨明けて 疾くかしましき蝉の声 身を寄り添ひてひと夏の恋
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☆相市 思咲 ☆
初恋を折られた心のかめのぞき浅く崩れたわたしを浸す
3
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敦希
白南風が祭に誘う夕化粧 心模様をうつす花色
6
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只野ハル
そのままがいいそれがいいその君が好きそのままじゃなくない今も
2
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☆相市 思咲 ☆
茜さす紫そまらぬ薄碧の空の下ふと つまが手繋ぎ
3
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たく
空を見て 風感じても 届かない 時雨のような きまぐれな恋
3
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松本直哉
ただありあけの月ののこれる独り寝を誰がためとてやまんじりとせぬ
4
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へし切
忍冬の白き花咲く甘き香に面影しのぶ過ぎし日の恋
9
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☆相市 思咲 ☆
空蝉の香のみぞ残す賢女なり光にやかれぬ螢は鳴かず
2
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恣翁
姿態をし 溶けぬるまでに見詰むれば 急く呼吸につれ乳房慄く
8
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