うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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げしゅと
恋なのか測りかねてる夕ご飯笑顔ちりばめ底は生煮え
1
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聴雨
おやすみと君がささやく夜だから心がやたら騒がしいのだ
7
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氷魚
強がりを爪先いっぱい押し込めて７・５センチのヒールを鳴らす
12
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聴雨
夜は更けて折々のぞく月影に雲ゐにまがふ深きため息
3
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狭霧
朝寝顔きみは知らじな今更に黄泉醜女を見せるべきかは
4
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氷魚
最初から縛る紐を無くしてるスリッポンもひとつの生き方
2
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海生ろらび
もろともにかなしと思へ翁草慰聞くとも心凪ぐまじ
9
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聴雨
遠つ君ゆめぢに追へど見失ひ名をば呼べども届くことなし
6
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氷魚
ありったけ泣かせてください今だけは飽きたらうんと笑いますから
12
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氷魚
ハイフンを延々と並べている関係は繋がること無く分かたれたまま
4
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栞
ホーム端、ベンチに座ってきみを待つ過去のわたしを車窓から見る
16
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さなせそ
告白は愛のそれだけではないが愛のそれだけだと思うもの
5
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しらたき
似た人をバスの後ろに見ただけで振り返れない まだ、なのか
5
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聴雨
おぼろ夜は君と一如の心にて居待ちの月に想ひ刻まむ
9
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竜胆
すべらかな爪の形に似たる実を 脣に押し 薄く齒を立て
5
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詠み人知らず
お互いの手の内みんな知っていてケンカはいつも君が謝る
3
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詠み人知らず
向き合えば「わかったような顔をして」むっとした顔してもいとしい
3
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詠み人知らず
「そうなんだ」気のない返事を聞きながら息潜めてる彼女の気配
2
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詠み人知らず
腐り逝く我が狂妄が如き愚かさに頬擦りさえもする愛しき囚人
0
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詠み人知らず
月紅し十六夜の宵にて花散らむ處女の純潔千々に亂りて
2
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