うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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七色コイン
「大番」を観てみろという父の言「がいなおもろさ」いつか必ず
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七色コイン
震災に逢いたる人に合掌を歌と心は迷子のままで
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ふきのとう
盆参り墓前に花をたむければ亡き母としばし会話たのしむ
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薫智
ゆっくりと君にサヨナラ言うように目覚めた僕は泣いていたんだ
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詠み人知らず
しるべせよよみへの道の遠くして死してもまよふものとかは知る
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ケンイチ
戻らじと覚悟を秘めてゆく旅の胸に嫋やぐなでしこの花
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ケンイチ
新た芽はふたたび伸びよ祝福の雨にもまみれ天を貫き
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光源氏
今宵また草葉の蔭に風は吹きかかる無常の儚さを知る
8
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薫智
前向きな言葉えらんではいていく悲しい色に染まらぬように
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光源氏
薄墨の涙に染まる君が袖限りなきとはいはむものかは
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紫苑
抱き合ひ眠れる魂をなぐさめよ曳舟のうた川面を流る
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紅桜
わが影も残像となり死に臥せる朽ちけた薔薇に熱きくちづけ
4
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三連星
翻す 反旗の裏に 隠したる 貴殿の心や 如何に定めし
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まるえふ
我が家のね電子レンジが壊れたの最後の言葉はブブブブーーン
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ねずみ
死線越え 國に歸りし 軍刀の紙切れひとつ 縁も切れるよ
1
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はな
補聴器をはずして返す砂時計「年をとっちゃう夢をみてたの」
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詠み人知らず
ことならば末は草葉の影として風に夢見る虫かあらぬか
4
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光源氏
たまゆらの命を見やる夕まぐれ夢か現か有り明けの君
6
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花梨
朝露に揺れるひと葉の哀しさよ落ち逝くものを抱く術なし
4
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トノゴジラ
この年も提灯ふたつ靖国の杜に感謝を込めて灯さむ
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