うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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痴光山
まずネットを見る八十路へ「差別よ」と 部屋隅に詰る朝刊、テレビ
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積 緋露雪
風邪を引きそれ拗らせて床の中度度するはどす黒き咳
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詠み人知らず
寒空に 薄着姿の 好々爺 柿を突かせ 小鳥を愛でる
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雨夜
グリッター儚き色さへ燦めゐて灯ともし頃に爪を羽化して
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音蔵 雅秀
さだまさし 生き様切り取り歌にして 心沁み入る歌う語り部
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音蔵 雅秀
飼っていた子羊野犬が噛み殺す 悔しくてそを追いし幼時
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なりあきら
もみじ葉が 麓の川へ 流れゆく 山の奥では 秋がふけゆく
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舞
憧れを知り初む乙女 人魚なる姫の佇む 北の停車場
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び わ
高齢者邪魔な存在社会にてそうならぬよう健康注意
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茂作
借り畑は仕舞ひと云へど春の菜を 植へる人あり實り無しやに
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夕夏
がをとおすがのどうかくとしょゆうかくはいくでしったしょきのころかな
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横井 信
落ち葉踏む駅の出口の公園でそっと見上げる十三月夜
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へし切
されど風邪 たかがと思う歳は過ぎ じっと治まるを我慢して待つ
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ハジメ
町が人を育み人が町を豊かにしていく息づく人々
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ななかまど
願いたる家内安全ほんとうは年末ジャンボ叶いがたきも
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トウジさん
棄てきれぬひとかた箪笥に忍ばせる妻の普段着身代わりにして
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音蔵 雅秀
あっ危な！ カマキリのそのそ 自転車の 前を横切る ぎりぎりセーフ！
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音蔵 雅秀
獣域 人生活域とどう分ける 頂点に立つ人が知恵出せ
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音蔵 雅秀
ボタ山にクズ炭捨つる 巻き上げ機 巻き込まれなば肉の塊
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Aquarius
真っ先にこの世の規範失うと時の規範を失くしてしまう
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