うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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五穀米
黄土色足せば美し茶系にてこのメーカーの密度は高き
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五穀米
ギャラリーの経済活動不可思議で高価な地所に疎らな顧客
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五穀米
一日で一万二千を使い切りこれきりにしたき冬支度かな
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舞
わが家へは持ちて帰れぬこの荷物何処へや置かんこの胸のなか
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団右衛門
進行が 釣瓶落としか 噛み合わぬ 会話の果てに ひぐらしの声
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五穀米
しくじりを見込む仕事の手を抜きてそれでも為してしまうお手並み
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五穀米
テーブルのコーヒーミルの重厚な鉄の存在感リアリズム
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五穀米
戸の向こうまた扉あり明るしと言えぬ灯の漏れ顔の覗きぬ
1
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詠み人知らず
温かい手が喜ばれる時期なれば心に灯つけてあげたい
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団右衛門
病室の 名札も部屋も 空になり 昨夜の笑顔 おくりびと知らず
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真山千展
三行に殺されている昼下がり 畜生ただのインクの染みめ
3
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五穀米
時刻む電波時計の秒針のときどきサボる秋の不在に
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五穀米
飄々と人生抄を織り交ぜて歌作りたし読むひとのため
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団右衛門
ご飯まだ？ もうすぐだよと 毎食後 何度聞かりょが 負けるな笑顔
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たんぽぽすずめ。
もう二度と来なくて良いと告げられた重い気持ちに合わす曇天
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団右衛門
呻き声 誰か居ぬかと 叫ぶ声 惑いつ奔る 夜勤病棟
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五穀米
ホームページ用のフォントを百五十ばかり打ち出してみたが詮なし
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五穀米
体育会系のその後があながちに順当ではなきことのむべなり
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いちにのパッパ
半年も放っておいた罰ですか十月初日のネクタイはきつい
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夏恋
あなたからその陰口を封じたら沈黙するしかないお粗末さ
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