うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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みやこうまし
近づきて迫り来るのは雌なれど蚊でしかあらぬ我の側妻は
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田中ましろ
うつくしい言葉だねでも美しいだけであなたがまるで見えない
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田中ましろ
恋は恋で薄めていこう涙には溶けない疎水性の薬物
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田中ましろ
沈黙のわけも聞かずに駆けていくあの子に歌を教えたの、誰？
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田中ましろ
百舌鳥は啼く 街じゅうに好きをばらいて最期は好きに埋もれてしまう
6
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白亜
胸を射る矢のするどさで吾をみつめ とらへて放さぬをのこの瞳
7
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芳立
あまやかにとろける花に酔ひながら豆ひとつぶをまさぐつてゐる
9
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リンダ
別れ際ぎゅっと握られ手のひらが隠した想い黙って告げる
12
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リンダ
どうしてか別々の歩く癖がつき時おり探す君に手を振る
3
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七色コイン
きみが居た冬の校舎に戻れずに、俺は砂漠を彷徨っている
11
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しらたき
時刻表 君との予定編んでいく冬の休みは南へ渡ろ
5
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横雲
移り行く日数を折りて秋惜しむ花の籬に時雨過ぎゆく
8
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七生
キスしてるみたいで妬けた 赤黒い薔薇はニヤリと嗤っているし
3
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秋好霙定
しのぶれど ただ待つときの おもひでは あさつゆぬれる 春の霞野
1
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光源氏
月草の移し心はわびしけり心にむせぶ秋の宮城野
7
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わらこ
飽和した君への恋が溢れ出てカルピスソーダが甘くないんだ
5
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詠み人知らず
貴方が吐いた彼女のかけらぜんぶ飲み込むよ 毎時毎分呼吸するごと
2
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詠み人知らず
「彼女と過ごした七年」と私を秤にかけるなら未知なる可能性にかけて
2
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薫智
自販機の缶コーヒーはやけるよう湯気で視界が滲んでいくよ
4
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詠み人知らず
恋は盲目と人は言う失った今でも 全てのものが霞んでる
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