うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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もぢずり
「その準備」ノートに記すその心悔いず憎まずむしろ晴れやか
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もぢずり
東京は憎し愛おし汝が夢を育て破りしメトロポリスよ
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もぢずり
汝が生きてありしこの刻二十世紀さらさらすべりゆく砂時計
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もぢずり
頭垂れ碑文谷警察いでくれば幻の汝れ信号渡り来
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もぢずり
悲しみの潜み居たるか胸底の水面裂かれて鈍く光れり
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もぢずり
子のくれしオルゴール鳴る「イエスタデイ何故に捨てたの信じてたきのう」
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吉奴十三世
わびぬひて今またわびて許し請ふ浮氣せし身の置き所もなし
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善田真琴
ひとつまみカリリとお骨を食べてみる僕の一部に君がなるから
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善田真琴
逢えるまで成層圏で待っていて切なさあやして君の名を呼ぶ
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ふきのとう
色あせたわが日記帳を見つけるも今さらのこと忘却の彼方
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善田真琴
雲の波かき分け進む月の舟星の魚を釣りつつ参る
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もぢずり
会ひたさと不憫さ哀れさ懐かしさすべて詮無く髪かきむしる
2
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もぢずり
汝が前に黄菊溢るるまでに置き知らざれば問ふ「黄色好きだった？」
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もぢずり
あのビルの大阪塚本あの窓に子をあやしつつ街を眺めつ
2
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もぢずり
去年の春彼ら五人のチームなるグラスを干して四人の旅と
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もぢずり
汝が友ら四たり訪ひワイン汲む冷たき石に宴の跡あり
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猿ノ丞狂介
世はいづれの時にか猛き武士も波と消えにし壇ノ浦かな
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ペニーレイン
今はこれまで！数千の蹉跌ありてなし我が魂の及ばぬ我の
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ペニーレイン
何れ何処かで掛け違えしたままのこの何れ何処かの小夜の中山
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ペニーレイン
如月を生き忘れ来て三月もすでに儚く女も無頼
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