うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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しろつめ
初恋のかけらを食べたラムネ色いとしい夏はもう夜の底
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光源氏
明けぬればつれなきものとは知りながら露を枕にとどめざりけり
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光源氏
遠つ人待つかひもなき難波江の夜毎にふるふ葦のふしぶし
6
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只野ハル
ふと思い出す君のこと冬空を見上げ目に入る雪を溶かす
2
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秋好霙定
秋風に 呼ばれ着替へる 紅葉の樹唐紅の 衣散らして
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まき
あいたくてなく ことにのみ没頭し きみが呼んでもふりかえらない
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まき
凍てついたきみの右手をぎゅってして「心があったかいから」って言う。
2
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モニカ
見違へる程の美人になりたいと貴方の彼女を見て思ふ夜
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わらこ
君の目にえぐられたような左手の深爪ばかりを気にして歩く
2
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西村 由佳里
眠ってる 君の隣に 寝そべって 背中にそっと 頬を添えたり
3
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弥生御前
街をゆく カップルたちの微笑みが 一年前なら憎らしかった
1
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わらこ
泣き顔と君の横顔比べたら意外と空は青かった、ほら
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市川ありさ
手をつなぐだけで心は満たされてぬばたまの夜に浮かぶ笹舟
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栞
きみの手が本の頁をめくる音微かに聴きつつまどろむ夕べ
10
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てらこや
この言葉の威力をいまさら思い知るもうお手上げです 好きな人ができた
3
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詠み人知らず
ため息で 曇った窓に 君の名を なぞる指先 涙の記憶
7
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はな
９年も前からずっと言い訳が渋滞しててたどり着けない
8
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たえなかすず
前髪がまた伸びたのね こんなにも会わぬ時間がいとしく憎い
7
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たえなかすず
待つことと許すこととの境界を今年の冬の命題にせよ
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たえなかすず
燃え残る部分は不思議 白いから黄昏なんかに溶けてゆけない
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