うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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只野ハル
あの語り口で軽やかに鋭くひびの入った骨董品と
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かぐら
敗因よ甘いキス蜜つ桐箪笥ふきこぼす七十年代オルガン
1
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いちにのパッパ
崩れゆくはずのなかった一角が崩されるごと叔父は逝きけり
5
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光源氏
すみぞめの涙を照らす月の影今日もわびしきほととぎすかな
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七色コイン
汚された愛でもきっと抱いてやる 結ばれる日は俺の命日
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七色コイン
隠された大地を探し果てる夢 そこに撒いてよ俺の灰など
6
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浅草大将
白塗りの墓にかばねは土となり聞くや空なる風のおとづれ
7
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善田真琴
願はくば終の住処は雪野山星の形の桔梗咲く頃
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七色コイン
漁師にも猟師にもなる我が祖父は 宇和島の星になって瞬く
6
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詠み人知らず
世をこめて凍て果て積みしことごとの成羽の山に時しふらまし
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蓮生広任
エンジンかけてぶっ飛ばす雨上がり噛み付くタイヤ笑む清志郎
3
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かぐら
はちみつ通りさそり座死んで見損なう 京都の町は紙一枚水
1
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浅川圭
君だけの白い衣裳が目に痛い僕ら揃いの黒いネクタイ
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詠み人知らず
いまだみぬ魚も鳥もひそみ来て五絃にふれて深淵をわたれ
13
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詠み人知らず
心から大嫌いって言ってくれ君が壊れてしまわぬように
6
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詠み人知らず
永遠にさよならだけどあなたとはどこかの星でいつかまた会う
10
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七霞
歳を経て変わらずそこに息づけり君の生まれし静かな町は
6
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トノゴジラ
断崖を見下ろし立たば忠義なる先人達の声聞こゆらむ
5
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七色コイン
思い出が消えていくのは寂しくて 亡き愛犬と添い寝した夜
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もぢずり
勝者ならむ抜き手を切ってぞ生きたるがふと角に立ちコースを下りぬ
3
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