うたの一覧 (カテゴリー：子供 並び替え：新着順)
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恣翁
様々な 槌打つリズム 聞くがよい 生きるといふは 斯ういふことだ
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恣翁
只管に できることこそ すべらなれ 望むことのみ 為す能はずも
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恣翁
人生に 如何でかあらむ 試行など 地にまみれては 生きるを学べ
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ゆべし
七歳でガラスの破片飲みこんだハッカの匂い抜けず二十五
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ケンイチ
木漏れ日の和らかきかな生まれ来る腹をさすりて母は微笑む
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きりあ
童謡は春の庭に響いてみぃちゃんが笑顔で一歩あるき出す
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粕春大君
いはけなく笑みつつお指に髪を巻きて艶にをかしき五つなるかな
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ねずみ
五月雨にかへて落ちたる泪雨母戀しいと 春のかはりに
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ふきのとう
新緑に稚児の行列華やかにみ仏に縁求め参らむ
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ねずみ
ゐたづらに 子らが子龜を 活け捕らへ透明渇く死のプラケース
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夏嶋 真子
海賊の地図のありかはＡ煉の二階踊場 昔も今も
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ねずみ
ママぼくが おとなになって まもるから響く階段 ママの胸にも
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霜月師走
窓辺の景色釘付けられた目こどもは笑う愛憐の泪頬に流れる
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沙枝
思春期の言葉は横に置いておき心の声を探す夕暮れ
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卯月
川の字がＨの字へと変わりゆく時計回りの娘の寝相
5
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日央
大空にはためく鯉を仰ぎ見て我も負けじと背筋を伸ばす
7
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卯月
幼子が笑顔で駆けてくる姿を見るため園にお迎えに行く
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染季
花の香は芳香剤しか知らぬような子どもが街にビル植える日は
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緋色
お手玉のあずきを庭へ逃がしてる 無垢な坊やの祖母への秘密
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半格斎
若君の太刀もつ姿の雄々しさに敷島示す道あらまほし
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