うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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只野ハル
閉校の最後の夏の九人の一人倒れて伊都かなし
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みやこうまし
祇園会が過ぎれば次は大文字夏がしつらう京の宴を
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利己翔
口笛で耳が腐って老けていく明日は今日の誕生日まえ
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ながさき
五輪向け 関連予算 三倍と 何故振り向けぬ 社会福祉に
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みやこうまし
「嫌われる勇気」をもって生きて来た我も老いたり「和」と妥協する
18
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たけくらべ
新盆の白提燈の迎へ火におどろおどろと百日紅咲く
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沙久
どこまでも 伸び行く蔦は 鮮血の 華生み落とす 「テロ」とは呼ばず
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詠み人知らず
お前らはＯ阪人かと罵倒され 深く傷つく 中国の人
12
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みやこうまし
歌詠みて遊ぶ間あれど雨漏りを直さずさぼる文芸オタク
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助平小町
五つの輪 まさに開くは四つ年後 さより気になる次年の就活
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助平小町
十八歳 選挙権こそ貰えども まだ虹見えぬバブルの塔
3
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灯
風が吹く 湿気が蒸すよ 夏の昼 いそしく通う 自己メンテナンス
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奏 幸生
画面より 銃声響く 今すぐに 武器を捨てろと 心で叫ぶ
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浅草大将
仰ぎ見る国のしるしのひと方をなどてむなしき舟に流さむ
11
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夢士
世の流れここで換えむと身を呈す声なき声や千代に八千代に
16
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助平小町
蝉共やいつしか雨に溺るらし いとど怪しき静かなる夏
3
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沙久
身を投げる前に引き金引く前に あの子等の顔よく見てほしい
15
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夕夏
ほんしょうはせいぜんせつをとなえてもえんかいのあとあふれでるもの
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沙久
緊急のテロップ「生前退位」とな 陛下のご意向「平成」揺らす
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芳立
からころも竜のあらぶりふる首の九つなめていまは断つべし
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