うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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８月２４日生まれ
冬の雨 痛く冷たく寂しくて 何もいいことなさそうな朝
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タイベリアス
しんしんとふりつむ降りつむ暗闇に二十ワットの明かりで読書
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風桜
春に咲き儚く散るは桜花なりわずかな時で美しく咲け
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弦跳
我と來てまた去り行くか寒月よ 今日といふ日は二度とあらじを
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浅草大将
雅やな此はむさし野と聞きつれど降る初雪も春のことぶれ
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渡邉はるき
離れつつ都にすめる友と見む月は半天我は軒下
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雲のジュウザ
月影で ふと眼に入る 小さき花 愛でて感じる 輪廻転生
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東大寺
花は華 美しく咲き 夢を見る 麗しい時 永久に流れん
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ぷよよん
微笑みと邪悪をかかえ舞い降りる 東京砂漠に真冬のヴィーナス
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山本克夫
支払う者がきえてしまった大地にゆっくりとふりつもる請求書
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紫苑
降る雪が地上の悪に染むまえに雪の童よ飯を済ませよ
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AKINONA
金色の野に虫愛づる姫君が風と奇跡を纏い降り立つ
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只野ハル
月軌道 惑星軌道 銀河系 回転の外 宇宙は拡がる
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渡邉はるき
挿頭する大宮人は遠けれど神の斎垣に咲くやこの花
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宙（そら）
氷輪 初めて聞ゐた 言葉なり 氷のやうに 輝く月と
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山本克夫
寒空にわたしが凍りつくまえにわたしの蛇口をすこしだけひねる
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東大寺
寝床から 見るベランダの ガラス戸は 月に照らされ 早や結露する
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宙（そら）
花の後 土に潛りて 落花生 榮養攝つて 土龍にやるな
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AKINONA
美しい星と悲しい宿命が君の睫と共にゆらめく
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やじまっく
気が狂うほど鮮やかな夕焼けがどうか理由になりますように
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