うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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五穀米
年暮れる疑似恋愛から疑似友になりて仕事の仲間を持ちき
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詠み人知らず
携帯で職場のＰＣ覗いたら 電子手紙が雪崩になりぬ
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詠み人知らず
念入りに研ぎし庖丁親指の爪にあてがい切れ味確かむ
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五穀米
放心の半日の後パンを焼く明日書類をつくる為には
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五穀米
極みへと達してひとつ残したる芸術家の生きざまは芸術
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五穀米
言ってみよ言ってみよとぞ責められて女も城を持ちたしと言う
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春咲
はたらくは 傍いる人を楽せに だから明日も また頑張れる
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紹益
朝早く 海の彼方に 虹が立つ 今日一日の 無事を祈願す
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五穀米
終業と筆は止まり美術展の秋の祭りのごとぞあるらん
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五穀米
弓張りのこころひととき持ちたれば雑事溢るる季節もよけれ
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五穀米
この藍を消してしまおうこの秋は藍の憂いより焦げ茶の稔り
2
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五穀米
色で描くこともまたよし油絵の薄茶づかいの上手きひといて
1
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五穀米
就職をするは負けなる美大生働くことは美ではあらぬか
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五穀米
何気なく未だ描きかけの絵を擦り乾くことまた技術でありぬ
1
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午
紅葉の高原へむかう特急ひとえき通勤で座り逃亡ゆめみる
1
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五穀米
ぴったりと枠に納めて描いてみる拙きわたしの方法なりき
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紫草
暮れなずむ町に明かりが灯る頃家を出ていく母にも事情
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南美帆
何もかも上手くいかない時もあるジタバタせずにホットカフェオレ
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詠伝
黒スーツに隠してたのはオレンジの下着だって今日はハロウィン
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備前 大輔
「座りん」と老貴婦人は楚々と立つ じゃんだら三河を離れる駅で
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