うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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び わ
朝白く昼は桃色次が赤酔芙蓉とは一日の影
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夕夏
朝露に濡れ落つ落ち葉重ねつつ雨の歩道に彩葉敷き詰め
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うすべに
歯磨きの蛇口の水のあたたかさ 夏のなごりにしがみつく朝
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飛和
ストールを重ねて巻けば秋薔薇の仲間に入っていけそうな朝
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飛和
通勤の途中で出合う秋薔薇に朝の彩度を狂わせられる
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凌霄花
茜さす吉備の山際雲流れ幾千年を巡る秋風
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灰色猫
銛を持ち海に潜って魚を打つコバルトブルーと生きてゆきたい
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び わ
雨しずく窓をさらさら伝いおり庭の草木も寒さに涙
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灰色猫
本という本のすべては森であり翻訳された花々である
8
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灰色猫
尾の折れた鴉が一羽鳴いている添う人のない私のように
8
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風小僧
早咲きのコスモス見つけてはしゃいでる母娘の姿、平和な日本
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うすべに
実の赤に続けとばかりはなみずき こども見上げる駅前広場
7
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滝川昌之
雨冷えに落ちるばかりの金木犀匂い忘れて秋を深める
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凌霄花
淡墨の雲秋風に流されて鬼ノ城今朝はご機嫌ななめ
7
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風小僧
船乗りの腕の太さは噂ではカツオの太さと同じなんだって
4
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茂作
花惜しむ心もいまだ消えならで 紅葉始まるきょうの朝寒
13
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千映２
季節外 海棠の花一輪と蕾ぷくりと秋空に咲く
4
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千映２
急激な気温の変化に驚いた体に添わす綿入れ半纏
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うすべに
色づいた一枚の赤 夕焼けのノスタルジーに舞う花ふぶき
8
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凌霄花
時雨来て狭庭に秋を引き寄せし四季咲きの薔薇の馨り微かに
10
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