うたの一覧 (カテゴリー：子供 並び替え：新着順)
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花柊
吾娘たちは銀の粉散らせり話すほど手を振るほどにカフェの明かりを
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詠み人知らず
「かっとばせ、はるちゃん」って自分のことを応援してる ベイのメガホンで
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詠み人知らず
柔らかき落ち葉の息を背に受けて秋にまみれるお前を拾う
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Coo
今日どこで遊んできたのかカバンから手品みたいにバナナ現わる
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工藤吉生
マンホール踏んだマイナス１００点は緑を踏めば取り戻せるよ
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詠み人知らず
静かすぎてベビーベッドに近寄ればそのすり足で君は起きたね
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木綿
ちっぽけな感傷を割る笑い声 幼女らは跳ねてシャボン玉追う
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詠み人知らず
奥歯噛みズレた歯並び舌足らず溜めて悔しさ泣いて踏ん張る。
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いちにのパッパ
一歳がクレヨン握り描いてく線にＢ４なんて枠なし
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詠み人知らず
春霜を解かし歓喜のサクラサク努力の花が千枝に結ぶ
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かぐら
聖二月マリオネットをした頃の夕日の匂い、思い出すころ
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工藤吉生
白いのを出すたび僕は誓ったよ こんなみじめなことはやめると
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いちにのパッパ
両腕を前後に振ってゆく一歳左右いっしょは得意の証
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いちにのパッパ
子に強く放ればよけい跳ね返る柔で手渡せ本気ボールは
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いちにのパッパ
四歳の兄のすることフルコピー妹は一歳まねっこどうぶつ
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葵の助
ありふれた子らとの日々を呟けば１４０字の寸劇だらけ
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いちにのパッパ
いろいろとやられてばかりいた妹の自我の拳が兄のヘッドへ
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いちにのパッパ
凧あがる冬の青空どこまでも青が光って子の声がする
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千葉撫子
指先から しかと伝わる 生命の証 頬を伝うは 歓喜の雨
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みやこうまし
一年の孫娘からハートチョコバレンタインの歴史の始め
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