うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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山本克夫
かろやかにスキップビート三月のラバーソールの靴をみつけた
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笑能子
店先のほうれん草の強かさ赤き根元の逞しく在る
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弓比古
紅の 雲立ち上る 富士みれば暮れの明星 輝きにけり
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ほとり
昨夜から喉の渇きが癒えなくて、そうだ、ピアノのしずくが欲しい。
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東大寺
風呂あがり 一杯の冷水 染み渡る 命の言葉が 腹から聞こえる
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只野ハル
組込まれた種存続本能解放って何か食べたいってこと？
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卯月
花びらの雨が降るとき少しだけ重力弱くなりますように
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詠み人知らず
負の数は数へず正を探すなり 我が故郷は 山と海あり
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詠み人知らず
春の海 大潮ゆえに うちいでて わかめと牡蠣とサザエも少し
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栞
窓際の鉢植えの花も猫たちもお日さま追っかけふっくらふくらむ
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山本克夫
変化を求めているのだろうか三月の可もなく不可もない日差しに
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山本克夫
ふいに暖かくなる花々ひらく岬の突端へイルカでも見にゆこうか
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しょこら
青い麦畑遠くまで広がりて今年も収獲期待できそう
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しょこら
健康のこと考え食べるもの野菜魚が中心となる
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しょこら
早朝にフロント硝子のみぞれ雪シャーベット状で溶けて流れる
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弓比古
まん丸の 黄金に輝く お月様 流れる雲を 闇に透かして
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浅草大将
今宵しも霞込めたるうつつ川越ゆる夢路の月冴えよかし
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うい子
日に浴し天に向かひて祈りたる 永久から遠き薔薇の十指は
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詠み人知らず
このころを三寒四温ちふ人は 寒い日だけに その口をつく
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篠原
桃の花 咲いて、梅が見たくなり桜が咲けば 桃に焦がれる
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