うたの一覧 (カテゴリー：子供 並び替え：新着順)
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そらの珊瑚
ママの手はてんごくのにおいだと子がいう 同じはんどくりいむ また買う
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工藤吉生
借りたまま返していない「夜と霧」両手を上げた子供に埃
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工藤吉生
オジサンと初めて呼ばれたその時の気持ちをボクに半分あげる
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ことほぎ
もぞもぞの小さい子の絵の毛虫達 現実は小説より奇なり
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木綿
けたけたと無邪気に笑う知らぬ子の声を聞きたくのろのろ歩む
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かぐら
紫の灰かぶりおり波はぜて黒き父へはゆかない火あり
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ふきのとう
子どもらの明るき笑顔に励まされ生きる力は日本の未来に
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詠み人知らず
叱られて涙をこらえうつむく子「ナクモンが来た？」と聞けば笑えり
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かぐら
昼曜日ときの置き場でまたされて夏の匂いで顔上げり二月
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七色コイン
たった今生まれた涙あるでしょう 君に乾杯、繋がれ明日
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しまじま
匂い立つ 若草色に 艶やかに 行き交う女性の 声ぞ楽しき
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詠み人知らず
いつも見る息子のしぐさ余所様に 可愛いと言われそうかと気づく
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芳立
こぎぬける船路にたけて荒浪に敗れるすべを習はない子ら
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花柊
五歳の勤めは遥かと思へども片への娘との年月愛しまん
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いちにのパッパ
四歳の書きし文字たち読み解くは考子楽者の我のお仕事
5
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工藤吉生
ただ道を歩くことさえ面白くしようと跳ねるヨソの子が邪魔
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詠み人知らず
産むことはそんなに感動的なのか そうでないと母ではないのか
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詠み人知らず
楽しげに息子が語る桃太郎 始まりはいつも「あるあるむかし」
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いちにのパッパ
一歳の為いたずらもされぬ為ひな人形は天上の雲
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西村 由佳里
絵の本を 一枚めくり 見つめれば ほおづえついて うさぎ見ており
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