うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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滝川昌之
情報の技術が世界を狭くして 漏れないように ご近所遠のく
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桐生賄
玄関に リースを二つ 仏間には 不釣り合いだが ミニのツリーを
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澄舟
迷い入りし礼拝室にとりどりの絨毯敷きて女らの座す
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山崎ふゆ彦
トランプはトランプだからトランプだ本人もちろん誰もわからぬ
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新座の迷い人
年金の 引き下げ法案 通過して 如何に暮らすか 思案に暮れる
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沙久
責めることは出来ない それは死を超えた「残酷な生」を焼き付けるから
12
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沙久
戦争も無いのに血が流れている、と 数行で語る重き人の死
18
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なかしぃ卿
シャッターの降りた寂れた商店街も赤と緑に染められし夜
5
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藤久崇
降り給べと 心を尽くす 子らの如 初雪愛づる 気象庁
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滝川昌之
新聞を 配る小僧がいなくなり 今では走らぬ ポスティング爺
5
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なかしぃ卿
紅白に選ばれざりしなかしぃの歌よ誰かの心に響け
8
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笹原八
くつ下に菓子など詰めて物狂いたれ初雪の中買い求む
3
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滝川昌之
理容師が １０分カットでアルバイト 矛盾ムジュンで 廻れ世の中
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まあさ
女優出る 芸人も出る 時空超え浦島太郎も出てくる 紅白
17
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山崎ふゆ彦
雪の日は膨れ雀にパンあげる雀ほっこり僕はにっこり
4
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桜田 武
風呂上がりの男女を歌う「神田川」銭湯も昭和も今は遠く
10
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詠み人知らず
何処かと祭囃子の鳴る方へ回り道して行く図書館
22
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たけくらべ
ちはやぶる神の御業か起きがけのしじまを破る沖つ巨浪
31
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優器ルミネ
「にげて！」の文字があの頃を鮮明に蘇らせて手を震わせる
8
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まあさ
東北の高台冷たく寒かろう スマホ片手に海睨む人
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