うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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渡邉はるき
落ちかかる草の雫も聞こゆなり野分の後の原の静けさ
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十六夜
ひとすじに 雲の切れ間に 射す光虹色染めて 青空を待つ
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只野ハル
生物の行動基準は快不快選択だからデジタルである
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赤橙黄緑
台風で大混乱の人間を嘲笑うかの一過ピーカン
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詠み人知らず
つかまえた！日本を走る風に乗り「北海道までお願いします」
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諏那布
天水よ 流れ集まれ押し寄せよ言葉に出来ぬこの気を流せ
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ありぎりす
台風が夏の名残を吹き飛ばし 天高くなる季節は寒露
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さる
秋の空 台風去りて 天高く 寒露といふも 陽射しは晩夏
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海の子
天つ神怒れるごとく荒れ狂ふ艫綱固く結びし漁港
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まき
台風は目が良い大事なものばかり見つけて壊して奪って去ってく
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さる
大型の台風通過するなれど戻しの風が木の葉飛ばしぬ
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海の子
たいふうの爪痕探す前庭に子供のやうに栗拾ふなり
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螢子
台風の音のみぞ聞く夜の明けて薄日さしたる静かなる朝
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詠み人知らず
気だるさも今日の会議も鬱憤もまとめて飛ばせ台風一過
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海月琉珠
半身を指でなぞりてゾワゾワと波を立て往く秋の茉莉花
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紫苑
吹く風に身を撓めつつ耐えゐるも引きちぎらるる悲鳴の聞こゆ
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詩月恵
風騒ぐＡＭ２時にひとりいるざわめく心なだめすかして
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詠み人知らず
この雨も今飲む水も巡るもの「生かされる」事に、ただ感謝する夜
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やすむ
挫折とかで落ち込む耳にすべりこむギターソロがあまりに長くて顔を上げ
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浅草大将
酔へる頬に窓辺の風の心地よし明日の嵐やどこを吹くべき
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