うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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浅草大将
月の夜を声もかすみに鳴きわたる姿おぼろの帰るかりがね
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永鹿
いづくより きこえつるかな うぐひすよよろづのきになく しもとくはるに
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紫苑
やはらかに真砂温みて若布つむ裸體の眩しふるさとの春
15
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さる
道端に密かに咲きし花一輪 その名も知らぬ紅き花びら
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恋花
水鏡が落ちた満月閉じ込めて我が物にした曇りのち雨
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山桃
冬ごろも脱ぎてはかなき春の芽を押しだし昇る大地の心
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卯月
冬はまだ旅に出たくはないらしいまた振り返り雪を降らせる
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捨丸
吐く息の白きも今宵かぎりかと 思えば名残りの寒さなりけり
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薫智
気まぐれな天候の中すごすから四季折々を味わえている
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ケンイチ
空ひとつ広げて仰ぐとめどなく生まれつづける文字は追わずに
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笑能子
ひたひたと冷たい雨の染み渡る春は名のみか又幻か
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ゆら
何処かにも降り積もっているこの雪は私の指を冷やして消える
1
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リンダ
Ｄ５１の蒸気が上がる谷あいをワクワクしつつ兄と眺める
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螢子
ベール脱ぐハクモクレンの蕾らの白さ眩しき戻り冬の空
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螢子
下萌に積もりし雪は朝の陽に透けて雫にぽとりぽとりと
6
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螢子
南風に乗り雪降りたるや城山は正面のみぞ雪景色なす
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浅草大将
いにしへの霞むかがりもしら魚のすみだの川も今は濁りて
7
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トーヤ
薄黄色差し込む光が狂わせる今日の仕事と感じる時間
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トーヤ
追いかけてきたのか僕が追ったのかふらりふられて今日もまた雨
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千紘
春霞パステルカラーに縁取られ優しき風景癒しのひと時
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