うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
歌詠みの心知らずや春の月西空低くにっこり笑う
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向日葵
恋しさに変わる時までここにいて冷凍室の雪だるま達
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リンダ
佐保姫に暗きおのれの落胆をもてあそばれて縮こまっている
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浅草大将
うらうらに立ちしかすみの八重波を空に越えゆく花の筏は
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有為
都にも文このむ木ぞさかりなる花さそひつる風ともがもな
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千紘
彼の地にて起こりし大地の揺らめきは地中の主より最後通告
7
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山桃
昨日よりわずかに右に入りにける回る日輪おぼろ春山
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揚巻
春待てど天気予報はくもりあめやさぐれている月とかけ足
5
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浅草大将
早蕨のもゆると見れば春雨のけぶる野辺にぞ雪は解けつつ
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浅草大将
月の夜を声もかすみに鳴きわたる姿おぼろの帰るかりがね
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永鹿
いづくより きこえつるかな うぐひすよよろづのきになく しもとくはるに
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紫苑
やはらかに真砂温みて若布つむ裸體の眩しふるさとの春
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さる
道端に密かに咲きし花一輪 その名も知らぬ紅き花びら
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恋花
水鏡が落ちた満月閉じ込めて我が物にした曇りのち雨
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山桃
冬ごろも脱ぎてはかなき春の芽を押しだし昇る大地の心
6
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卯月
冬はまだ旅に出たくはないらしいまた振り返り雪を降らせる
6
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捨丸
吐く息の白きも今宵かぎりかと 思えば名残りの寒さなりけり
3
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薫智
気まぐれな天候の中すごすから四季折々を味わえている
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ケンイチ
空ひとつ広げて仰ぐとめどなく生まれつづける文字は追わずに
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笑能子
ひたひたと冷たい雨の染み渡る春は名のみか又幻か
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