うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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庭鳥
（藤房を遠くにのぞむ）雪の日に夏の印しの花が咲いてた
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庭鳥
天見上げ花開くから街路樹にピッタリですね（花水木咲く）
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やすむ
やがて全てなくなるみんなを愛してるいつか死ぬみんなにいま会えてラブ
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庭鳥
散り切らぬ桜に意識奪われて天向く水木見逃していた
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まるたまる
みずたまる池に帰れぬ渡り鳥旅立つ時をついに失い
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やすむ
ノリノリの超アゲアゲで電話してもおすそ分けできないこともあること
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聴雨
ぬばたまの闇夜に細き春の月愁ふる人の微笑みのごと
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詠み人知らず
萬物が芽吹く歡喜の春なのに寒氣がきてはいと困りけり
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悠々
天に伸ぶ欅一本直立す漁（いさな）するごと雲に網打つ
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浅草大将
散り残る花もありそに寄せくるはまた立ち返る雪の八重波
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さる
四十年ぶりの積雪都路に椿の花に白き色みる
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聴雨
春うらら花に遊べる虻ひとつ雀おまへもともに遊ばん
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虹雲
打ち込みし鍬の刃先に香り立つ放線菌もひと冬耐えきし
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虹雲
黒人ママの乳房垂るごと密林の木漏れ日のなかカカオ実れる
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藍鼠
散りし後も雨はやまずに淡々と地をうるおして花を腐して
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笑能子
走りたる疲れもじわり心地良く三寒四温をしみじみ享受
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夏川ゆう
麦藁の帽子を被り散歩する古き良き時代感じるアンテナ
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山桃
椋の枝に鳥総たつかの若みどり鳥の足して萌え出でにけり
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紫苑
桃潮のさかのぼりゆく夜の闇を統べゐる花と遠き海の香
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詠み人知らず
見て回る草木全てが芽をのばす活力もらう朝々のとき
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