うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
睡蓮の池の防水処理のため庭師こぞってイモリをすくう
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リンダ
怒るひと絶句する人さまざまで冷静なのは向かいの四十路
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詠み人知らず
宴果て皿洗い終え午前二時 四月は最も残酷な月
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美津村
着る人を若く見せるといふ仕事着仕事着着つづけひと生を終えむ
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inosann
実績の下位に甘んじ歪んでるポーカーペースの心の内は
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きむら しんいち
くもりぞらあわいひかりとかげのしたのんびりあるくきょうは代休
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詠み人知らず
水仙とポリアンサスにチューリップ大鉢の中咲き続いてく
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詠み人知らず
職探し病気を隠して面接を冷や汗ダラリの小一時間よ
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詠み人知らず
理由なく孤独な夜にミルクジャムふつふつ煮れば無心にかえる
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詠み人知らず
職探し面接ってば緊張し手の平に人と書いては飲み込む
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住川幸
乗りかけた列車を降りて反対のホームに並ぶよるべなき朝
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五穀米
ネットにて見つけし画家をアーニャ師と呼びて真似する画室の四月
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五穀米
旅行でも宴会にても船使う総務係の嬉しき嗜好
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紫苑
抗議するすべなかりきと告る文をひらく窓辺に夜は黙しぬ
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inosann
自らがつくりし器は満たされしと思ってうなずけ先月の結果
9
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夢士
卯月入り跳ねる税率対処せむ数多の人の徹夜の努力
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五穀米
感覚が麻痺していたる金銭の収支に今年はもっと苦しめ
1
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五穀米
うたた寝を読書の合間にひとつしてもっと窮乏せよと脳内
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詠み人知らず
ルービックキューブをねじる労務者と私の他は月見る都電
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はだし
鍵穴へ差し込み鍵はぴったりとはまった（たぶん）わたしの部屋だ
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