うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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まるむん
透明な光の粒子降り注ぐ陽光５月のある朝のこと
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まるむん
街路樹を５月の陽光ふちどりて風にそよいできらりきらりと
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伊藤透雪
小汗かく青空の下のびのびと 草木も背伸び われも空見る
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さる
麦秋の月を閉じる日肌寒く異常気象は天の怒りか
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悠々
手のひらにころころころころ走り梅雨傘屋にこにこ蛙にこにこ
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平 美盛
青空が 梅雨の雲間を 通り抜け つゆ草の花を 青に染め行く
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平 美盛
東山 越えて流れる 大和川 水面を跳ねる 鯉ぞ悲しき
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芳立
いたづらに遠きおもかげ思はする夏の光と風の罪なひ
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リンダ
湧き上がる雲を追いかけ自転車のペダルを漕いで水無月を待つ
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リンダ
空を見て晴れたらいいねと独り言、想い伝わり晴天続く
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由良
側溝の隙間に生えたクローバーの幸せ祈り仕方なく抜く
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粕春大君
土に生き土と闘ふ老農の功なるらん金の麦秋
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浅草大将
ふる郷を出で立ち花に帰らざる春を偲べばうぐひすの鳴く
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浅草大将
古しへの煙しらねに立ち込むる雲をみしまに富士は望めず
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ふきのとう
群青の日本海臨む湯けむりに心癒され明日の糧得るや
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恣翁
安來なる 數多殘れる 和建築 たたらの榮華 現在にとどめて
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恣翁
諍ひを 知らぬ氣にいま 濡ち立つ 緑滴る 興久の墓
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恣翁
王陵の 頂きに咲く 薊花 出雲の國は 雨に烟れり
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紫苑
夏まだき水際に立てばたたなづく青垣山の芽ぐみうるはし
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加祢
薄鈍の雲おほふ空かのもなる煙突により流れゐでしか
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