うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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トーヤ
ひっそりと玄関に咲くあじさいの色づくころにまた一つ波
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ふきのとう
格子戸の赤穂の町は安らぎと爽やかな風我に与えん
10
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ふきのとう
瀬戸内は陽に照らされてキラキラと光り輝き眼下に広がる
8
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詠み人知らず
雲空に 開いた穴には 月一つ 賜る光に 孤独を思う
6
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山桃
山の辺の默の柴木も咲きにけり白くけぶりて名告りけるかも
17
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薫智
公園で風を感じて本を読むとても落ち着く木々のささやき
14
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まるむん
今日の天気曇りのち雨君の雨センサーは今どこを指してる
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腕鷹
朝鳥の駅のホームの向こう畑待つに待てぬは久方の昼
4
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薫智
陽光が体にとても心地よい光合成はできないけどさ
12
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笑能子
除湿して毛布をかぶる破目となる暑さうだりの匙加減なる
3
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波並
バラの咲く庭をもつ人誇らしく花は手入れの結果なのです
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只野ハル
清流の光る水面の川底の苔むす小石鮎の食み跡
9
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楓
六月の季節はずれの寒空に遠くに見える入道雲
7
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Citta
ありがとう コンクリートに咲いた花沢山の事教えられたよ
6
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Citta
あまりにもそれは綺麗で儚くて天の涙雨の跡に
3
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詠み人知らず
葉にふれてすぐにおじぎをしてしまうおじぎそうとはよくついた名よ
14
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螢子
目に見えぬ何が飛んでいるのだろう突然われは鼻声になる
11
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由良
朝顔の蔓は巻き付きぐるぐると世界を見渡す 空は何処（いずこ）か
3
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卯月
蜘蛛よ蜘蛛助手席に巣を作っても餌はないぞと車外へ逃がす
6
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紫水大夫
初夏の風 山藤の花をいたぶりて 房はゆさゆさ手招きに見ゆ
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