うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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山桃
さきがけに木立の高みをゆさゆさと夕べ風過ぎ降り初むる夜半
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芳立
ただ照ると東にみるや秩父路の入梅の月はや隠れつつ
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藍鼠
昨日より上手に恋を歌ってる一番蝉まだひとりぼっちで
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芳立
みすずかる信濃みそらの夏はてて夕風たちぬいざ生きゆかむ
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澤木淳枝
ぬばたまの 夜にかかやくは 月のみか 一夜に美し 月下美人
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価格未定
海と空入道雲をかき混ぜて薄水色のソーダフロート
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トーヤ
今日もまたゆっくりお日様顔出して雨はいったいどこに消えたの？
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リンダ
ジメジメの雨に救われ言いわけをぼやけた月に話して帰る
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螢子
信号で止まれば前をぴょんぴょんと雨蛙跳ぶ雨の抜け道
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染乃
指の先 優しい甘み ついばんで 舌先で遊ぶ さくらんぼ 初夏
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芳立
ゆくすゑも宇佐も思はでほととぎす今宵はともに月をめづなり
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弦跳
在りし日は誰を慰めしか蓄音器 今はか細き雨に濡れ居り
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まるむん
ごきげんな一日が来るビル群の形に燃える夜明けの太陽
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薫智
ギラギラと照りつけてゆく太陽のように力を放ち生きたい
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澤木淳枝
ぬばたまの 夜明けりめり あかつきよ 彼は誰時の 靜けからまほし
4
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澤木淳枝
彼は誰と 問ふいとまなく 久方の 光傾き 竹かかやかせむ
3
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澤木淳枝
誰そ彼と 問ふいとまなく 久方の 光傾き 竹かがやかせむ
5
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螢子
一株の紫陽花にある青色のグラデーションは雨の贈り物
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螢子
艶やかな柘榴の花の朱色には人になりたい思い込めらる
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由良
長雨に公園の砂場が池になり晴れ渡る空映して青く
4
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