うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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千紘
流行のゲリラ豪雨襲撃し花火の如き稲光見ゆ
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山桃
北天の雲かがやけば鳴る神の夜の渡りのはるけき御嶽
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沙枝
日が落ちて 昼でも夜でもない時間 水平線に永遠を見た
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虹雲
遥かなる海の追憶まぶしかり浜木綿群花夏日遊ばす
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詠み人知らず
ほおずきのちょうちんのような実やっとつけりこのもえさかる日射しの中で
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詠み人知らず
猛暑日も黒米どんどんのびてきて水をぬいてもかれることなし
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詠み人知らず
ペチュニアの水やり昨日できなくて一日でかれしごめんなさい
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紫水大夫
通り雨粒大きけれ足早の姿喩へむ突貫小僧
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笑能子
じりじりと肌を刻みし陽射しかな厭わず友とし青き空観る
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薫智
太陽に向かって僕は手をかざす光合成はできないけれど
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澤木淳枝
ぬばたまの 夜空の星は 何光年 彼方にあるや 古の光
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夜考宙ん
暑き日々広がる地上の痛み受け月も憂いて今宵優しく
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芳立
夏にほふ名こそきこゆれ武蔵野のあかねもささぬむらさきの花
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浅草大将
夏なれば通ふ千鳥もなきものを月に夜明かす須磨の関守
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虹雲
石の上あきつの羽が濾す光なお透明な夏の邂逅
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浅草大将
青田波夜風すずしき中みちはひとすぢ白き月の水脈かも
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虹雲
溢れ来る光のなかのさみしさよ白雲は墓標立ちては消ゆる
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安奈
月光はスポットライト おとなしく私のことだけ照らしていなさい
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芳立
更けてなほ風さめられぬ夏の夜は雲の七瀬に月およぐらむ
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聴雨
つまずいて草原の中倒れこむ仰向けば空われはちっぽけ
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