うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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聴雨
蜩に夕げの支度の手を止めて去りゆく夏をともに惜しまむ
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芳立
身を焼けるひと日は暮れて立待の月のあかきになほ焦がれつつ
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浅草大将
谷川の暑かはしとて人はなくひねもす渡るひぐらしの声
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日央
夏の日の何を眺めむ 鬼百合の咲きたる様を見ずに過ぎつつ
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葉の月
清らかな川のせせらぎ聽くごとに心身も澄み渡る哉
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葉の月
山際に我立ちつくし見渡せば雄大なるか深き山々
7
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恣翁
ゆく夏を 惜しみて咲くや 百日紅 炎天の青 よく似合ひたり
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まるたまる
灼熱の地獄のような真夏日も陽射しは歌う幸せの歌
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たると
薄藍を流し染めたる宵空に一滴滲む 夏の月影
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芳立
幾年をはやすぎの樹に空蝉のよをあかしてぞ堅くつかめる
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浅草大将
昨日今日流れ濁れる墨だ川澄むはあすだと誰か言ふらむ
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芳立
雲をぬぎ月はいざよひたまぎぬのさゐさゐ風のよべば隠れぬ
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浅草大将
夏引きのいとも涼しきしら滝に秋の紅葉のにしき思ほゆ
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リンダ
綺麗ごと並べた今日を労うよう地下から出れば満月に遇う
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トーヤ
カーテンをやさしく揺らす夜の風やさしさの中涼しさひとつ
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トーヤ
いけるもの身体は水でできている乾いた大地水待つ苗よ
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まるたまる
気温計３２度になってるが熱を吐き出すコンクリ地面
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ふきのとう
夕暮れ時地面まだ熱く愛犬の散歩躊躇する土用丑の日
12
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はなはな
ミニバラが 剪定すると 蕾付け このまま元気に花開いてね
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詠み人知らず
百日紅元気な花や君だけは人の暑いを笑ろて咲いとる
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