うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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トーヤ
緩やかに日の入りのとき早まって残暑の声を聞く帰り道
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まるたまる
一週間水もあげないベランダー奇跡のようなピンクのミニバラ
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薫智
ナスキュウリ親父育む野菜たち摘むのを見てる視線優しい
13
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はなはな
虹の橋 渡ってみるともしかして 行きたい場所へ行けるのかしら
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はなはな
サツマイモ イモムシみかけずアゲハ蝶 蔦とともにクルクル乱舞
5
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北の民
畑ににてたわわになった夏野菜青森産の息子と採った
5
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詠み人知らず
猛暑にもラズベリーの実赤々と甘酸っぱい味口中にひろがる
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薫智
店の中一匹で飛ぶトンボいてゆく夏と来る秋を見ていた
14
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虹雲
潮騒は永遠の揺りかご秘めやかにハマヒルガオに風の触れたり
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芳立
朝顔のト音記号のひとすぢにつるをたのみてアリアのやまぬ
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椿
ちいさいが尾ひれすらりと伸びている蚊とり金魚よ姿をみせろ
3
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あらやしき
なに色の花が咲くのか電動で切断されて横たわる草
1
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由良
夕焼けに染まる雲を眺めつつ銀色に光放つ三日月
4
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虹雲
八月の空ははろばろ青き遠野野末の果てに白き月埋もる
7
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平 美盛
風鈴の 音色涼しき そよ風が 虫の調べと 秋を奏でる
18
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武田シンノスケ
夏休み僕らが泳いだあの波止で今や飛び込む少年もなし
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山桃
月草のまだ開けやらぬまなぶたの露のま青きつやなつはあり
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広瀬 光
雲曰く 空は巨大な キャンパスだ 犬や鯨や 七色の橋
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薫智
澄みわたる青色で僕を溶かしてく故郷の海はとても優しい
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平 美盛
人の世の 一生なんて 儚けり 空に舞い飛ぶ シャボンの如く
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