うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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芳立
小夜ふけてやうやうすずし更級の蕎麦すすりつつ照る月を見て
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浅草大将
秋風に薄なみ寄る野辺ゆけば帰り道とて急くべくもなし
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聴雨
秋にほふ月はさやかに野辺灯し応ふるごとく虫の音涼し
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白亜
闇のなか いびつな月の傾きは 満ちざる故の 不安の輝き
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由良
夕焼けの名残は赤く切れ切れに最期の時をなおも抗う
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由良
落日の名残切れ切れ燃ゆる空包む白雲告げる宵闇
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詠み人知らず
つぎつぎとさく千日紅の花を大好きだった母に供えし
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詠み人知らず
写せども花火の写真ぼけにけりやはり三脚なしでは無理ね
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有為
わたつみの雲のあとさきたづぬれば風のおとにも秋にほひける
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真田 虫太郎
この雨を 神の験と のたまへる エセ預言者は 必ず在らむ
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さる
熱風に吹き飛ばされる枯れ葉みてカサカサカサと音をたてつつ
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詠み人知らず
カメラもち花火をとりにいけたこと神様うれし感謝します
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詠み人知らず
歯が二本今度はかけしなけてくるわれのからだはこわれるばかり
6
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ふきのとう
雑草の旺盛なる生命力は炎天下にも地を這い蔓延る
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詠み人知らず
大きなありとれどとれども家の中たむろしているありの住みかか
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浅草大将
はるかなる雪の山路をなつかしみ秋の月夜に冬をはなさむ
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月草
雲の端に 隱れぬべき 望月の 秋來たるかな 蟲の音色に
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聴雨
人の世の憂さなど知らず野の花は自らの色で今朝もほころぶ
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浅草大将
萩咲くと宮城野原に吹く風よ牡鹿の島に告げも知らせよ
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詠み人知らず
神やあらむ北野の杜をすぎゆかばくれなゐ早き紙屋川かや
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