うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
まき
ゆっくりと けもののための道をゆけ砕けた星のかけらを踏んで
13
もっと見る
-
舞
風に揺れ秋の七草 すすき 咲き頭べを垂れて名月を待つ
6
もっと見る
-
やねうらねこ
鈴虫の声透きとほる満月の明るい空を飛んでゆく雲
9
もっと見る
-
笑能子
じりじりとまだ石を焼く夏壮ん一陣涼もただ気休めで
4
もっと見る
-
山桃
青稲のさやか色づく金色に見え隠れする秋の風切り
16
もっと見る
-
浅草大将
巖に散る浪のしぶきの各々に月はおのれの身をくだくかも
18
もっと見る
-
れい
三日月に届く橋掛けこの夜の流星群をつかんでみたい
4
もっと見る
-
猿ノ丞狂介
ひぐらしの鳴く山里の夕暮れは風よりほかにとぶ人もなし
9
もっと見る
-
やねうらねこ
手のひらの小石ひんやり夏の日のキャンプの夜半へもどりてゆきぬ
7
もっと見る
-
浅草大将
ゆく風の秋の便りを音にのみきくの上葉は露だにもなし
14
もっと見る
-
芳立
しろたへの雲のかさねも萩とみてやはらぐ蝉の声ぞすずしき
17
もっと見る
-
虹雲
藍深むジブラルタルの海を吹く風の消ゆるは薔薇の吾が園
8
もっと見る
-
山桃
ぬばたまの木闇はらへば消えつるを美男かづらと呼びてはかなき
8
もっと見る
-
ゆき
人間が無理やり「冬」をつくるから「夏」がどんどん暑くなるんだ
4
もっと見る
-
リンダ
あまりにも夏を広げた青空に買い物おえて呆然とする
16
もっと見る
-
詠み人知らず
殺風景な出窓をうんと華やがせセントポーリアの青麗しき
19
もっと見る
-
さる
熱帯の果物摂れると報じらる異常気象のただならぬなり
6
もっと見る
-
粕春大君
つれづれに月の出づるを寝て待てば初めて寒し宵の秋風
27
もっと見る
-
詠み人知らず
花写真毎日とりて一年間覚えた名前三千あまり
22
もっと見る
-
ケンイチ
ボサノヴァが朧月夜に絡まって路肩に寄れば虫らのすみか
19
もっと見る
