うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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五穀米
雨と言う季語ではあらぬ言葉ゆえ年がら年じゅう部屋で閑暇す
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五穀米
何するというなくいつも出現す給料取りは指導部気取り
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五穀米
プロならば現場に出たら一人前解らぬ女医を患者から斬る
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五穀米
わたくしは猿ですかとは言わないが若き医師らは順繰りに来る
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たみお
「お疲れ」と 普段は言わない 君が言う 「お互い様」と 僕も応える
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詠み人知らず
吾が師には不機嫌と言う事もなく浮わつくもなし恒に平常心
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浅野ぶんくろう
門前の三日坊主は続かざる経を聞くより口を使えと
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浅野ぶんくろう
「できそうか？」「はい」と答えるほかはなくつま先で書くプロジェクトＸ
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詠み人知らず
三宮神戸地下鐵和田岬防衞軍の通る道筋
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五穀米
つくづくと短詩は理系の遊びにて数学センスが物を言うもの
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五穀米
触るるものあらば絵描きの図画集を買いて眺める週に一日
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五穀米
道を描き空を描きたる芸術家戦争などと言わないでくれ
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詠み人知らず
昼休み作業着姿の青年が 風のベンチでおにぎりを食む
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詠み人知らず
ＣＡＤに向きマンガぼそぼそ描くよりも 太陽のもと 安全靴だ
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秋日好
陶芸家 日本生まれの園芸家 部外者ふたりが語るＩＫＥＢＡＮＡ
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すばる
新聞を読む暇も無く家を出る 買ったリールもまだ箱の中
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すばる
香ばしい味噌汁飲んで休日も働く気力蓄えている
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水ノ衣
走らせしペンと指先紙切れと液晶とを比べし時代
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水ノ衣
椅子という物こそ側に有りはすれ一度ものんびり座る事なし
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五穀米
商人のように挨拶したのちの引かれ具合も計算づくで
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