うたの一覧 (カテゴリー：子供 並び替え：新着順)
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いちにのパッパ
読み聞かせ最中パパの声よりも先を進んだ三歳の声
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葵の助
どれだけの丸を書き塗り潰すだろう子が引き算を覚えるまでに
5
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葵の助
二種類のネームプレート換えながら二児の母往く午後二時の虹
4
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詠み人知らず
狷介なる牡鹿のごとき息子二十歳今宵帰らず いづこさまよふ
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詠み人知らず
「欲しいもの心で言えば伝わるよ」買い被られてサンタ困窮
14
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いちにのパッパ
新生児スマイルひとの原点は天使だったと結論が出た
9
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いちにのパッパ
緑道にひと葉ひと葉の秋があり子と戯れて歩く午後かな
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祐鈴
「東京でバウムクーヘン買うてきて」ママは遊びに行くんじゃないよ
6
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詠み人知らず
をとめごの気負ひて書きし答案の濃き筆圧のたのもしきかな
3
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詠み人知らず
娘らの背高くなりてランドセルのちひさく見ゆる思春期前夜
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祐鈴
「悪い子は、ソリから川に捨てられる」ウチ来るサンタ、まるでなまはげ
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祐鈴
もうやめて、何とかロボとかマシンとか、サンタに言うても、もう間に合わん。
4
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詠み人知らず
をとめらのもはや倦みたる遊具あり遊具にもまた適齢期あり
1
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かむさい
夕暮れのオレンジと藍に駆ける子が浮かんでは消え浮かんでは消え
1
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いちにのパッパ
消灯の後に始まる六歳の絵本の中のようなお話
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いちにのパッパ
デパートで君がカートに乗りかえた あぁ文字どおり肩の荷が下りる
5
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南美帆
寝静まる子ども部屋にはえもいえぬ心安らぐ香り満ちたる
6
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詠み人知らず
反比例ピの発音が可愛いと娘は言へり可愛いもの好き
2
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詠み人知らず
子等憐れ大人が作った枠の中はみ出せず皆個性を殺す
6
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詠み人知らず
末娘ますらをのごとき食欲で眉間に皺寄せご飯かきこむ
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