うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ちょうのすけ
空見上げ 流れる雲に見とれれば 風が持ち去る 憂いた心
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舞
むらさきの花濡れてありこぬか雨優しき春の闇に溶けつつ
11
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染季
黒耀に花咲きました散る梅は君の上でも微笑みました
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詠み人知らず
清き色幽かにゆらく花霞 由良由良不留辺 神楽舞ふ袖
7
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狭霧
さまよえば夢や現や春霞いざや惑わん花の柩に
5
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悠
戸を叩く夜風の音が身にしみる春とていえど寒空続く
3
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詠み人知らず
現にはあるやも分かず夢よりの道惑はする春かすみかも
4
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杏理
爪先を睨み提げたる雨傘 まなじり伝うつぶら雨粒
7
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義里数
お握りををきちんとあけられるようになりかわりに空を見上げなくなったの
3
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小夜子
終わりゆく冬を惜しんで三月の雪ははらはら、はらはらと泣く
7
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夜考宙ん
花息吹春の日差しに彩って荒む世界を何と見るのか？
2
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夜考宙ん
街中に響くクシャミのハーモニー涙流しつ我もグシュリと
2
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ふきのとう
晩春の冷たき雨に泣き濡れて椿一輪はかなく落つる
15
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半格斎
三寒と四温がはりあふ梅見月きょうの名のりは寒のほうなり
11
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恣翁
雪晴の 隣の屋根に 残りたる 雪に艶めく 大鴉かな
24
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半格斎
ゆき解けの瀬音さわがし陽だまりに毛並みととのへ猫柳かな
15
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空蝉
弥生立ち音なく溶ける雪原に冬眠うさぎは２度夢をみる
4
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敷島ヤマト
タバコ屋の角まで迎えにいきましょう春一番を手土産にして
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Citta
凍てつゐた心身を優しく癒やすやう命を守りふる春雨
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薫智
どこまでも降りゆく雪に包まれて僕の心は洗われてゆく
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