うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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芳立
菜の花にひかり満てれば川ふかくまさりゆくかな葉桜のあを
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詠み人知らず
あしもとをドロンと舐めて 南風
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詠み人知らず
ほこり降る 春の出口を ふさぐよに
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詠み人知らず
花散らす冷たい雨も上がりけり雫を撮らむと庭にいできぬ
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舞
鯉のぼり泳げる空の澄み高く飛行機雲の一筋にゆく
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笑能子
春雷の足並み乱れる日も過ぎて何か誘う陽射しの静か
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詠み人知らず
春はてて花なき峰のうぐひすは夢に咲けるを見てや鳴くらむ
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詠み人知らず
散る花にいまだ心をとどむれど夏のとなりの空のまばゆさ
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只野ハル
もうすっかり葉桜なのに暖かさはまだ来ない奈良盆地です
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トーヤ
生きている生かされている 曇り空 雷雨 晴天 過ぎる月曜
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きさ
花咲かす時は愛でらる桜でも散らば踏みつく諸行は無常
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千鴇
桃色の雲から落ちた雨粒を集めた川が踊り流れる
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ふきのとう
水面に花びらの舞い落ちるなかお堀の鯉はたわむれ遊ぶ
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海生ろらび
泥を着て石ころと行くスニーカー 蛙の声に導かれぬる
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さる
真っ黒な雲空覆い雷雨降り十五分経ち春の陽照らす
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詠み人知らず
下り来し毘沙門の山見返れば山桜一本夕陽を浴びて
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みみ松
空には心など無いと知ってはいるがさっきの土砂降り大泣きしてた
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まるたまる
この春は遠慮しがちに囁いた「もうすぐ春が終わりますよ」と
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詠み人知らず
葱坊主黄緑色の柔らかさどんな花より絵になる写真
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田中ましろ
飛行機雲は途切れ途切れて夕焼けのキリトリセンに。夜へようこそ。
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