うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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リンダ
見つめあう「ラストタンゴ」のダンサーは半世紀へても憎しみの渦
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只野ハル
気が付けば食介する方される方共に舟漕ぐ夕餉時
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朔夜
いじけてる自分がイヤで寝転んで北の窓から熱気を入れる
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呉竹の憂き節
夕煙日かげをぬける白糸はわがつみとがも流す村雨
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たろ
潮風にのせた吹けもせぬ口笛 とどけとどけ！と 誰かにとどけ、と
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たろ
並走する 京葉線の むこうがわ 月夜に彷徨ふ くらげとあたし
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もり
ぺたぺたと全身の肌汗ばめば本音出そうで強にする風
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コーヤ
かな書道平安朝の雅な美筆はしらせて今日も書きゆく
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工藤吉生
シャッターが体にあればそれを押す念の強さで見た水彩画
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沙久
まだ先の 楽しみ海馬に セットして 日々編む愛を ふんだんに込め
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水海はるこ
字の上に止まった夏の小虫ごと頁を閉じる熱風の夜
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西村 由佳里
自転車があちらこちらへ走りゆく鍛え続ける心を乗せて
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みやこうまし
孤独とは死に満を持す覚悟かな 己を恃み潔く生きん
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桐生賄
救急車 走って来ても 知らん顔 何を急ぐの 悲しき光景
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よしたか
ナンプレはそもそも腦のリフレッシュ混亂停滯本末顛倒
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花撫
空が落ちてくるみたいな蝉時雨 君の言葉は聞こえなかった
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花撫
炎天下渋谷でバスを待っている 一人の死で右往左往、群衆
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花撫
フェンス越し元同級生の談笑 見ているだけよ、小雨ちらつく
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花撫
愛だとか倫理だとかいう大げさな言葉並べて隠す本心
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銀ねず
「いやです」が言えないひとも「いやです」とすぐ言うひとも、群れの中のひとり
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