うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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Chico
おほかぜのおこるさまみて わがとりのかなしげなこえ あきらかにみる
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詠み人知らず
なぜここにないのかわからないけれどたしかにここにはないおれの命
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さえね
ゆずジャムはとろりと落ちぬ（待ちましょう）白い平野に消えゆくまでは
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西村 由佳里
サバンナを知らぬキリンがひいふうみいよ長いまつ毛がいつむうななや
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詠み人知らず
ロボットのように無言でスマホ見る会話の消えた静かな時代
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千映
生ぬるき台風の風扇風機かけてそうめん胃の中に流す
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鴎
誰からも理解されないこの僕を助けてくださいゴータマ・ブッダ
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工藤吉生
善戦に見せて野球のダイジェスト「ところが」からの崩壊あわれ
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なかしぃ卿
転がりて飛べずにゐたる空蝉の助け起こしたる恩な忘れそ
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詠み人知らず
お預けよ 満開花火 縁なしね 騒ぐ女見 つく溜息よ
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鰹鯨
首が凝り 上手く収まるごーしちの七七までの 五に悩みおり
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舞
誰がために老婆はえらぶ手向け花カゴには一つカップ酒あり
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伏間かづき
「つらいほど報われなくては」そう言って彼は引き戸を押し続けている
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夕夏
あなたがこころのふるさとわたしにはとおくみじかにかんじるいまも
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千映
七夕の竹飾りまた町内の癒しになった信じて下げる
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沙久
積み上げた 君の四年間 知っている あの試合さえ 「進化」の過程
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是瓜
氷旗、金魚の尾びれ、軒の風鈴 ひらめきの中に夏を見ている
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夢士
秋立ちて鳴き急ぎけり蝉しぐれ我が歳数え蜩を聞く
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朔夜
夕されば荒ぶる浪も凪となりそれまでしばしへのへのもへじ
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工藤吉生
もぐもぐの野球選手が二人いて揃って美味くなさそうな顔
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