うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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工藤吉生
この当時オレが笑っていたなんて信じ難いが夏の一枚
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葱りんと
助けての 求めは決して 悪くない でもまずは己でやってみてから
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橙田千尋
世界にはたくさんの曲線がありうちの猫にも昔はあった
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クロネコ
渡月橋 よる時そっと ふりかえる迦具夜の童話 浮かぶ満月
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浮卯月
花の水替えるごとくに淡々と心の水も涼しくしたい
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鈴木たとえば
小説を書き出すように歩き出す雨後の堤に光が射して
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新座の迷い人
酒好きの 我れ患いて 飲みたくて 楽しみ取られ 悲し事かな
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ながさき
臨終に 千の仏が 来迎し 手を取り背に負い 常寂光へ
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舞
偲ぶべき名のみ増えゆく盂蘭盆会何時か灯さる来る火送る火
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麻
秋萩のひとり寝る夜に月待てど雲に宿ればむなしかりけり
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夕星(ゆうずつ)
目尻からひたすら零れ透明な私の中の 唯一の純
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夕星(ゆうずつ)
私だけ思つてゐてもそれだけね 相手の中ではただの捨てゴマ
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秋日好
またひとつ盛り土の横六尺の穴が死体を待ち受けている
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伏間かづき
卓上のソーラー式の招き猫そういうものに私はなりたい
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伏間かづき
この俺に手足があるのは何故だろう心が体を表すならば
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夕星(ゆうずつ)
畫面上 繋がることすら ひたすらに 面倒臭いと投げ出すスマホ
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へし切
流れ星夜空に探し願い事ただただ祈る孫子の幸を
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呉竹の憂き節
あだ波に宿るか月の騒ぎなくかかるよにしもすめばすむとて
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ながさき
釈尊と 吾等衆生と 法華経に 格差は無いと 信じて祈る
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伏間かづき
報われるために生きてはいないけど暖簾を殴りたい夜もある
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