うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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芳立
彼の岸の心かかりて称ふればいかでか白き道をわたらむ
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林林
唱歌「紅葉」とかけて芋掘りと解きます「こいもうすいも」数ある中に
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遠路
着きました あなたのような常人は 呼吸もできない海の底へと
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舞
鈴虫の声を肴に一杯の酒酌む夜の秋は更けゆく
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呉竹の憂き節
いつとても映る御影の夜昼を隔てず同じ道をこそ行け
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ひの
特別な夜になったりしないまま十五分後に三十路の私
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沙久
神様は ＹｅｓもＮｏも 委ねてる 「解は無限」と ウインクしながら
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鈴木たとえば
鉛筆を一本一本けずりゆくこの時間から幸せになる
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夢士
さよならの言の葉浮かべ先にゆく楽しきことを胸に抱きて
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猫の尾
酔い蕩れに 燗々つけて 甘き夜 酸痺れ熔け 熱きや温き
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花音
日々の中一人なれども厳かに朝の祈りとステンドグラス
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西村 由佳里
椅子に背を預けて無理な姿勢とる汗のしたたる先生まねて
6
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遠路
ただ前に進むと決めた あの日から いのちが水のように思えた
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遠路
最果てに あなたを乗せてゆけたなら （かみさまなんていないけれども）
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千映
彼岸花毒花ゆえに近寄るな母の教えを今だ守って
8
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灰色猫
真っ白なダウンジャケット切り裂いて天使の羽根を紡いでいるの
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灰色猫
女性のよう細くて長い薬指ひとり虚しく指輪をはめる
15
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灰色猫
黒髪に麗らか彩なす曼珠沙華黄泉への旅へ手向ける簪
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夢士
荒巻の鮭の一尾をさばき後残りし部位を「しもつかれ」とす
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橙田千尋
世の中の諸行無常の例として大袋のカントリーマアム
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