うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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みやこうまし
秋空間ふんわりと来る軽量感風に混じりて霧散する我
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たんぽぽすずめ。
実を網の小籠に包むほおずきの揺らぎへ聞けり子守唄かな
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紫草
筑紫路の太古のみ世より傳はりし 紫草の花白ぞ清けり
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悠々
苦潮に總身沈めて骨ひろふ波蒼蒼とみなみさんりく
12
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ゆうくん
薔薇色の 雲につつまれ 咲く月は 霞の涙 光るダイヤか
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聴雨
雨あひに星降る如くしろがねの夜の静寂にすだく虫の音
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聴雨
夕されば人なき野辺にさめざめと白く降りしく萩の雨かな
18
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falcon
熱き陽を眺むる窓の風知草かすかにゆらす秋のはつ風
16
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麻倉ゆえ
秋風の歌は何処に見えるのか脳裏を探し想う金の穂
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今村りいこ
秋咲きの菊に花芽のついてをり小さく堅ひそに謝を述べり
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河のほとり
何となくうつろふ空をながめつつ風とさまよふ秋の夕暮れ
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まるたまる
山岨に月は光りて慰むる我の心も駅舎も照らし
13
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まるたまる
秩父産プラムのジャムの甘いこと製造者欄のシマさん思う
8
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さる
ためらひしおのがこころに迷ひあり十六夜の月なみだ誘ふも
7
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ケンイチ
さだまらぬこころを連れて夕光の染む空高く秋わたる風
17
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ゆうくん
君と見る 白銀の夜と 黄金の 夜明けが出会う ひと時の夢
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ゆうくん
銀の月 ヒマラヤの空へ 向う時 太平洋に 昇る金の陽
1
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悠々
花巻の里にねむれるうたびとよいまこそ歩め瓦礫の村を
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みやこうまし
日の射さぬ杉生の下は死の匂い山の嘆きを風が払うや
8
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粕春大君
雁は来てつばくらめ去る中空の旅のかよひ路いづくにかある
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