うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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しまじま
名も知らぬ 草と抜かれて 悲しけり いずれ花咲き 実をつけたるを
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みやこうまし
夕空に風の足あと雲の波色づき合いぬ山の紅葉と
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只野ハル
立ち枯れた紅紫蘇の下オキザリスピンクの花を開く荒れ庭
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浅草大将
そを見れば誰かまがきの島と言ふ咲くは隔てをしら菊の花
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たんぽぽすずめ。
胸びれと尾びれに塩で焼きたれば泳ぐが如き大秋刀魚かな
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詠み人知らず
葉を落とし花は役目を遂げんとす所作雅なり継ぐ花のため
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ゆうくん
海風は 夜明けの絵筆 秋空に 青一色の 夢を描きて
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せいか
鳥は啼きそら晴れわたり微風の午後願わくは吾は行きたい
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恣翁
奥深き 竹薮に坐し 琴弾けり 人知らざるも 月のみぞ来し
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falcon
みはるかす高嶺の雪はきへにしを桜紅葉の舞ひくる裾野
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詠み人知らず
倉庫にて 生を授かる仔猫達母猫の乳 がむしゃらに吸う
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しまじま
虹の橋 池に映るや 一瞬に 飛びちらむ鯉 跳ね出でたるに
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ぴぺ麿
汽車の窓故郷みちびく秋の路柿の実積みつつリヤカーをひく
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まるえふ
北風はそんなに悪い奴じゃないおでん美味しくしてくれるから
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山桃
そを知らず死にし人らをうらやみて荒れ野に咲けるひともとすすき
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せいか
影ひなたその境界をまたぐよに 静かに次の世界へ行けたら
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ゆうくん
美しき 日の出の空の 色に似た 心の色で 今日を生きたし
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ゆうくん
一幅の 名画の如き 静けさの 木立を照らす 晩秋の空
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庭鳥
夕になりお濠に帰る水鳥はたちまち水に群舞する鴨
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ゆうくん
秋空の 星を連ねた シャンデリア 新月の夜に 君を照らして
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