うたの一覧 (カテゴリー：子供 並び替え：新着順)
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葵の助
（気がつけば遠くに来たね）旧友と砂場の横で育児談義を
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葵の助
子の誤飲対策すれば重心が上がった部屋も心許ない
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南美帆
あと三日 小さな園庭通うのも春風に揺れ小さな背中
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詠み人知らず
寄せ植えのはながさいたと告げにくる春のむすめのまつげのながく
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大埜真巫子.
秋よ来い 常に願う なぜならば 娘の生まれた 季節であるから
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祐鈴
君たちが元気でいるならいいと言う狭量な自己に気付いたあの日
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南美帆
春の朝スミレの花に水与う娘の髪に天使の輝き
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祐鈴
「いいことを思い付いた」と笑う吾子、いや、たぶんそれ、絶対あかん。
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詠み人知らず
逃げ回る赤い帽子の子供らが終わったとだけ繰り返す道
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詠み人知らず
すべり台頂上に立ちこの世界を肯定するごとく叫んだ君
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ミミンガ
死なんとぞ思ひし母を救ひける横で眠る幼子の顏
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片栗粉
ああ息子よお願いだからそばにいて死ぬまでずっと などと言えない
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詠み人知らず
卒業をまぢかにひかえ縦笛の部分練習むすめは今日も
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詠み人知らず
中学の制服とどき試着するむすめのひとみきらきらひかる
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知己凛
「頑張って」戦いの場へ向かう子の吉報を待つ神棚前で
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詠み人知らず
足元に紙風船の転がってひとりあそびの虚しさを知る
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詠み人知らず
清明の娘ブーツをぬぎすてて春の小川にくるぶしぬらす
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みなま
難題を姉と話して解決す次女の笑顏の愛しきをさなさ
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みなま
あと一度打たねばならぬワクチンの記録知るため母子手帳繰る
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詠み人知らず
子の無き定めと知りながら子が居たならばと想像し思い出つくる
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