うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ゆうくん
冬渚 海に羽ばたく 雪雲は 飛ぶ凍蝶の 星に照らされ
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まがね
この月に地球の影がうつってる少しはみ出て影絵をしよう
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山桃
闇のふち越えよみがへる贄として何か失ふ回帰月食
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村木美月
太古より月は心を傾かせ不敵に満ちて不惑に欠ける
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麻倉ゆえ
ダンジョンの尺度４を信じずに見た蝕の縁 ひやり青白
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麻倉ゆえ
こたつにて分厚き雲を仰ぎつつクラムチャウダー冷ます冬風
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ゆうくん
文豪が キリマンジャロに 見た夢は 大和の富士に 雪と光りて
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ゆうくん
寒空に この星の夢 抱きしめて 冬月白く 今日を照らして
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芳立
ひさかたの月は食はれよ失せ果てよふたたび満ちて照らむ夜のため
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せいか
遠い宇宙 地球の影が月を消すなんてお庭のできごとみたい
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詠み人知らず
月蝕が頭上高くを跳ねたから今夜は遅めの月見酒とする
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ほたる
とりかえしのつかないことをしたようにパールの指輪が消えてしまった
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栞
青い空背景にして金色の銀杏並木は街を彩る
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みやこうまし
かさこそと掻いて枯葉の音を聞き軽きに知れり冬の訪れ
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紫苑
冬枯れの野の一隅を灯点して黄花コスモスおのは寒しも
5
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ゆうくん
冬空は 透けるビー玉 わが夢に まわれあの日の 水色の空
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只野ハル
窓叩く雨音高くワイパーはみぞれ混じりの雫掻き寄せ
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詠み人知らず
大根干す父の動きもゆうるりと老いは誰にも避けられぬもの
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粕春大君
秋風のかたみなるらし下草をうづむ紅葉に冬はきにけり
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ゆうくん
花時計 君と刻んだ この年が 花びらと舞う 我が夢のなか
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