うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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杉森伊織
尋ねるがこの病を治すにはいくつ杏を植ゑればよいのか
1
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夢士
縁先の茶飲み話や枯れ落ち葉カサコソカサと冬日差受け
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なかしぃ卿
雨宿る野良の腹には子等二匹眺める我は雨に濡れぬる
4
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夕夏
せんかからえられるものはわがよみのゆくすえならずそもみちすがら
2
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麻
だんだんと思ふこころはもみぢ葉の色づくままの色に重ねむ
29
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呉竹の憂き節
我庵は木の葉散りしくえにもよし沈み果つれど影やむすばぬ
8
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小西
自分のいいね欄が自分のいいねだけで埋まってるという事実うれしい
3
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橙田千尋
２の段みたいに７の段が言えれば１００パーセントのデータ
3
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只野ハル
転倒し右大腿骨折れた父月曜の手術が決まる
14
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藤本
踊り子が点滅している状況を裂けば広がる風が冷たい
1
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キュン太郎
夢を追う そんな時こそ前を見ろ 追うべきものは目の前にある
3
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松井一馬
物の怪が舌を抜くのに敷いているブルーシートに陽炎の咲く
2
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夕夏
ふりしきるおちばにうもるりんどうにみちあふるるがごときことのは
8
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蕾野
地下鉄の駅のホームの自動ドア これがあるからまだ生きている
5
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恋葉
千二千万億兆の文字列がこの本棚に眠っているよ
6
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詠み人知らず
いやなこと丸ごと瓶に詰め込んでゆずハチミツに漬けて食べます
11
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詠み人知らず
うつぶせて聞く心音は 意外にも 憂いもなしに とどろき止まず
14
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なかしぃ卿
顔本の時の流れを久々に見て後悔と妬み覚へむ
5
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恋葉
空満たす黄金に焼かれしなやかにその身をよじり悶える古木
6
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恋葉
赤々と発光したるもみじ葉の下には黒き影の広がる
5
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