うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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千葉 甫
突然の間近で響いた雷鳴の後は音無く雨続く午後
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詠み人知らず
気がつけば 時に残され 無知な人 教えを乞うは 彼の生真面目
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名鈴
涼しかる 夜風の吹かば 繁かりし 思ひ止まるや 蜩の恋
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夕夏
まなかなはかんじとかなでかきしるすおのこをみなのこいのかけひき
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詠み人知らず
ソーダ水 飲むのが苦手 君が飲む きらめくビー玉 投げては渡す
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ryotak
音を聞く職人紡ぐ裏波は欠かじや、溶けの足らざるはなし
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名鈴
風の日も また雨の日も 鳰鳥の 二人並び居 離れずなづさふ
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名鈴
さしくまば 冷たからむや 秋の池 君が計らふ 巡る先の季
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Aquarius
日本が大好き知ってる国だから嫌い知ってる国であるから
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名鈴
思ひ出づ 春の弥生の 池の舟 匂ひを競ふ 孔雀と桜
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詠み人知らず
家事をする 彼の背中に 体育座り 長い夢かと 幸せを感じて
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名鈴
朝開き 我も乗るべし 君が船 長き波路に 心慰めむ
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名鈴
掻き合はする 衣の間に 入る風に 胸の内冷ゆ 日は照りながら
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名鈴
度度に 見えば心ぞ 寄せゆかむ 憎からぬ君は 況して更なり
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恣翁
日曜の 山手のカフェはひっそりと 押し黙る二人 卓に向き合ふ
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詠み人知らず
爪を研ぎ 固く鋭い 痕跡を 残しはしない 綺麗な背中
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詠み人知らず
恋文を 言の葉に乗せ 息這わせ 見いいる彼の 瞳は優しい
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萱斎院
うつせみのうすき衣も着なるれば あだにたのみし夜ぞあへるべき
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詠み人知らず
薄暗く バケツと花火 持ち出して魂を見つめた 線香花火
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詠み人知らず
時間あり お帰り告げて 話し合う 日に日に日焼け 黒くなる肌
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